2011年12月22日木曜日

「Benny & Joon」とサム、ルーシー

アメリカで長く農学の研究職に就いていて、昨年、日本に帰って来た友人がいる。日本ではアメリカにいたときと同じ緯度のところで、仕事をしている。ときどき南下。

その友人から聞いた話。帰国する直前だったか、少し前だったか、ミシガンの方から大陸を横断して西海岸の方へ、車を走らせていたときに、小さな町の中でエンストし、路上で立ち往生してしまった。集まってきた人たちに、車を直すのが上手なひとはいないかと尋ねたら、皆が口をそろえて、ジョンだという。車のことなら、何でも分かるという。では、ジョンは何処か、と聞くと、ジョンはあそこだ。何と、そのジョンがすぐ横を通りかかっていた。

ジョンはもちろん、ばっちりと直してくれた。感謝して修理代金を尋ねると、晩ご飯を奢ってくれるだけでいいと言うので、一緒にダイナーで食事をしたそうだ。私は、今度友人に会ったら、この楽しい話をまたリクエストして聞いてみたいと思う。
名前がジョンでなかったら、ごめんね。

兄ベニーと、妹ジューンの物語
「Benny & Joon」(妹の恋人、1993アメリカ映画)



この映画は、出てくる人たちはみんな好きだし、兄妹の家もラブリーで好きですが、
わたしは自動車修理工のベニーが一番好きで、
ルーシーとの恋はどうなるのか心配しました。
*あらすじはこちらの「おちゃのま*しねま」さんで。
今、検索したら、しかるべきブログに出会ったというパターンですが、
よその方は、素晴らしいコメントを書かれていますね。


映画の主題歌
The Proclaimers 「I'm gonna be 500miles」